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アスピリン打って

ジャニ、舞台、タバコのこととか

ラブリーベイベーきみがすき

ゲズントハイト観てきました!!こばやしです。

今日は、「ラブリーベイベー」という舞台のお話をしたいと思います。

5年前の今日、その舞台は東京グローブ座にて幕を開けました。
主演は三宅健小島聖菅原永二
わたしの人生を変えたその舞台は、幕があがるまでストーリーを全く明かさず、メインビジュアルを見る限りでは、三宅健小島聖菅原永二の3人の繰り広げる三角関係物語ではないかと言われていました。
迎えた初日、メディアは騒ぎます。
なぜならラブリーベイベーは「同性愛」をテーマにした舞台なのでした。
過激とも取れる演出に驚いたものです。

そんなラブリーベイベーのストーリーをザックリ。

舞台は、星屑の木のあるホテルで起こるみっつの恋の物語。
ストーリーは2010年と2011年を行き来しながら進んで行きます。
主人公恋司(三宅健)と、その恋人である愛斗(菅原永二)。そして、1人の妊婦(小島聖)。
作家を目指す恋司はとある小説を書きます。「ラブリーベイベー」そのタイトルを笑う愛斗。幸せそうにキスをする2人は恋人そのもので、誰もが見蕩れてしまう。
そんなある日、愛斗は熱を出した。夏祭り、みんなで花火を見に行こう!という日に。恋司は線香花火を手に愛斗に会いに行きます。
「来年は一緒に観に行こうね」
そう笑う恋司。切なそうな愛斗。
線香花火シーンは毎日アドリブで変わるのですが、わたしが入ったラブリーベイベーで1番可愛かったのは線香花火の火種を恋司が奪い取り、愛斗が落ち込んだこと。

そして季節は変わり冬。
体調が優れない愛斗を心配する恋司。ところが愛斗はこう言います。
「もう無理なんだって」
そう言うと愛斗はおそろいのベッドの上で息を引き取ります。
恋司は涙を拭うと「ラブリーベイベー」の続きを書き始める。
そして、ベッドが陽の光に照らされると「愛斗」と呼ばれる一人の妊婦が寝ている。

なんだか面倒になったので、ここまで。でもこんな感じです。
わたしの人生を変えた舞台はあまりにも残酷で、でも膝を抱えてしまいたくなるほどの美しいラブストーリーでした。

恋司と愛斗の他にも今日子、遥、カスミ、旭、耕介といった登場人物が出てくるのですが、全員同性愛者。(カスミだけ漢字が思い出せなかった…!! )

さて、わたしはラブリーベイベーを見て、舞台脚本家を目指しました。自分の手で描きたいのはラブリーベイベーの様なラブストーリー。
ラブリーベイベーはわたしの人生すべてです。ラブリーベイベーを観ていなかったら、わたしなにを目指してたのでしょうか。

そんなラブリーベイベーの魅力に取り憑かれたわたしは東京千秋楽、大阪大千秋楽を含め10回ほど観に行きました。
そのうちの1日、当日券で取ったチケットかまさかの最前列だったんです。
出演者が流す涙までハッキリ見えるくらい。
圧倒されましたね。演技をする、ということ、そして、魅せるということ。最前列でしか感じることのできない空気、香り。照明の揺らぎ。
これを作りたい、この世界をわたしの手で、と。
苦しいくらいの気持ちは、いまでも残ってます。
毎年10/29を迎える度にわたしの心は騒ぎます。

世界で1番愛おしいこの舞台はDVD化は疎か、再演すらされていません。
だから、思い出して苦しくなるんです。

「やだよ、ずっとこのままでいようよ!やだ!」

恋司のセリフはわたしの心を代弁しています。千秋楽は本当に苦しかったなぁ。
また会えることを信じて。
ラブリーベイベー何年経ってもきみがすき